傾向分析会で思うこと
国家試験の傾向分析会をする機会が増える季節です。
まず受験生の皆さんに
最近の問題の傾向をつかんでいただき、
また、具体的に勉強の計画を立ててもらう機会に
していただいています。
さらに勉強方法などについても一通り説明しています。
要点がいくつかあるのですが
気を付けていただきたいのは主に次のようなものです
1 過去問を何度もとくのは大切だけど、
過去問がそのまま出題されるわけではないので
過去問を覚えても意味がない
2 〇の選択肢ではなく×の選択肢に拘って勉強する
つまり、×の選択肢を正しく書き直せるようにする
3 いきなり全部解こうとせず、
よく出題されている傾向が高いものを定着させながら、
問題が解けるようになった!という実感が持てるような勉強を繰り返す
上記のような点は
私が必ず傾向分析会でお話しているような内容です。
あとはぜひおすすめしたいのは
ひとまず7月末をめどに全教科一通り目を通すということです。
時間軸の計画がないと人はダラダラしてしまいます。
(私もそうです)
だからこそ、一定の期間を設けて
目標を持ちながら勉強していくといいと思います。
多くの業者が「来年の問題は難しくなる」と予想しています。
でも簡単だろうが難しかろうが
必要な知識をしっかりつけていれば
必ず合格します。
そういう情報に踊らされないようにしたいですね。