合格者の1人になる!社会福祉士精神保健福祉士国家試験対策

これまでたくさんの受験生と一緒に勉強してきました。合格したあとの学生の顔はいつみても晴れ晴れしていて、気持ちいいものです

三大疾病の考え方(イギリスと日本の比較)

生命保険のコマーシャルをみていると
三大疾病という言葉がよく出てきます。

がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞脳卒中

これは我が国の死亡原因ワースト3と言われています。

私はこれを勝手に
ほぼ世界共通の考え方だと思っていたのですが、

数年前、ある授業でそうではないことを知りました。

そして、今週末に聴講生として受講した講義の中で
この話がでてきて

久しぶりにそのことを
改めて思い出しました。

社会保障のテキストには
最後のほうに海外との比較がでてきますね。

今日はイギリスの政策についてご紹介します。 

イギリスでは、三大疾病は

癌 心臓疾患 精神疾患

だそうです。

(ブレア政権にかわった時の改革の一つです)

イギリスの当時の調査では
ぜんそくとほぼ同じ発症率であるのが精神疾患

割合でいうと成人6人のあたり1人くらいの割合です。

ところが、日本では三大疾患の中に
精神疾患をあげていません。

もちろん何もしていないわけではなく、
「健康日本21」の中で、
精神保健について触れられています。

それでも、重点疾患は

「癌、脳血管疾患、心臓疾患、糖尿病」ということになっていて
決して優先度合の高い問題とは位置づけられていません。

健康日本21についても
一度目を通しておくといいかもしれませんね。

健康日本21

(今は二次に入っていますので、
 それも追いかけていきましょう)

社会保障
保険医療サービス
現代社会と福祉

などに広くかかわるものだと思います。