障害者の権利に関する条約批准にむけて
27年度の試験で
出るかな、出るかな?と思っていたのが
障害者の権利に関する条約についてでした。
内容を確認していきましょう。
2006年 障害者の権利に関する条約が採択されました。
差別の禁止
人権保障
固有の尊厳の尊重と促進
を目的とした包括的な内容です
もちろん、障害を理由とした雇用や入学の拒否は禁止
実質的な平等を保障しようとするもので
条約締結国には「合理的配慮」を求めています
2008年には、世界各国20カ国が条約に批准し、発効しました。
ここで確認!
*採択と発効の違いは理解できていますか?
ところで我が国のこの条約への対応ですが
2007年には署名はしました。
ところが、条約が求める水準への法整備が追いついておらず、
批准ができる状況ではありませんでした。
確認!
*署名と批准の違いはわかっていますか?
ということで、我が国も2009年に
条約批准に向けて
障がい者制度改革推進本部が設けられ
具体的議論の場所として
障がい者制度改革推進会議が設置されました。
初代本部長は鳩山さんです
民主党政権でしたので
この推進会議の特徴は2つあると言われます。
1 構成員24名 うち11名が障がい者
2 内閣府の推進会議担当室職員に障がい者運動リーダーなどが5名就任
まさに
Nothing about us without us
私、昔からこの言葉、とても共感しています・・・
まさに、「私たちがいないところで、私たちのことを決めないで」ですね。
このような動きをもとに
2012年 障害者総合支援法
2013年 障害者の差別解消法
が制定され、
障害者の権利に関する条約がやっと批准されました。
以下のサイトもわかりやすいと思うので
ご参考になさってください。
参考になると思うサイト
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