合格者の1人になる!社会福祉士精神保健福祉士国家試験対策

これまでたくさんの受験生と一緒に勉強してきました。合格したあとの学生の顔はいつみても晴れ晴れしていて、気持ちいいものです

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

高額医療・高額介護合算療養費と高額医療合算介護サービス費

こんな質問がありました!私も意外と意識していなかったので、共有します。質問ですが、高額医療合算介護サービス費と高額医療・高額介護合算療養費は同じものですか?そして私の回答基準額を超えた場合に支給されるという共通点はありますが、少しだけ意味(…

日雇い労働者と健康保険

日雇労働者は健康保険に加入することはできないこの文章、正解にみえますか。不正解にみえますか。一般的に正社員でない場合は組合や協会に加入するのは難しく、国民健康保険の加入をイメージするものだと思います。健康保険法の条文を確認してください。(…

人物名を覚えるのが苦手な方は顔を覚えましょう

私は暗記型より理解型勉強を勧めていますが、人の名前を覚えないといけない段階がやってきます。どうしても覚えられない人って出てくるんですよね。この二人、名前似てるっていうパターンや主張していることが似ているというパターンそもそもこの人の主張し…

原理を具体的事例として頭に思い浮かべることができるか

原理、原則論などを「事例にあてはめて考えられるか」は制度論には大切な視点だと思っています。例えば生活保護法の無差別平等の原則は、わかってるつもり。補足性の原理は、わかってるつもり。でも、次のような具体的事例になった時に解けるか?(表現方法…

ニュースを活用しよう(ワイドショーもわかりやすい!)

国家試験には最新の問題はでません。でも、新聞やニュースから見えるものが必ずあります。例えば今日のニュースに低所得者関連のものが出ていたとします。そういう時、必ず、そのニュースを伝えるために生活保護制度の概要説明、その問題点などをパネルでみ…

講師という仕事(私が考える講師の使命)

講師と一言でいっても、大学や専門学校で教えること予備校で教えることでは講義の仕方が異なるものだと思っています。大学や専門学校や決して予備校であってはならないし、予備校で私たちに求められるのは大学や専門学校でするような授業ではなく短時間でい…

思い込みの罠(厚生労働省管轄ではないものもあること)

私たちが勉強する多くの分野は厚生労働省管轄です。でも時々ですが、国土交通省や内閣府などが出てくることがありますね。いろいろあるのですが、例えば高齢者住居確保については国土交通省がでてきますし、障害者基本法に基づいて内閣総理大臣が障害者計画…

ご挨拶(2)このブログの活用の仕方

このブログは国家試験対策のために書いています。研究論文を書くための情報提供ではありませんし、正確さよりわかりやすさに重きをおいています。時折ですが正確さに欠ける時があります。(簡素にわかりやすく書いているという意味です)端折っているときもあ…

センとロールズ(写真つき)

現代社会と福祉低所得者対策のどちらのテキストにも出てくるこの2人も皆さんが避けては通れない人物。2人の本は時間がある時に読むと非常に面白し興味深いです。(国家試験にはそう深い知識は必要ないので 国家試験対策としてはさらっと目を通す程度でいいの…

各制度の所得制限と所得調査(ミーンズとインカム)

ミーンズテスト(means)インカムテスト(income)インカムは今得ている収入について調査を行うミーンズは収入ではなく、資産について調査を行うという意味です。生活保護ではミーンズテストが行われます。もちろん所得調査も。社会手当制度ではミーンズまでは行…

まずは骨格を整えるべし

日々、いろいろな学生さんと接していると、いつも思うことがあります。それは骨格が整っていないのに細かいことを気にして難しい、難しいと悩んでいること。骨格も整っていないときに細かいところを覚えるなんて無謀です。例えば、障害者の支援の科目の勉強…

第1種社会福祉事業と第2種社会福祉事業

これがわからないと話にならない!という条文の一つに社会福祉法第2条がありますこれがわからないといろいろな分野に支障がでます早めに見ておきましょう条文、めっちゃ長いんで、端折りますが、条文はこちら第1種そこが生活の場になっている施設サービスが…

過去問との付き合い方

国家試験にははやり傾向があります。でも、それはあくまでも傾向であってそれと同じ問題が出るわけではありません。だからこそ、皆さんに声を大にしていいたいのですが、過去問を覚えても意味がありませんまじめな人ほど過去問を何度も何度も解きますそして…

講評に振り回されず、淡々と勉強すること

今年の問題は難しかったー去年の問題は簡単だったいろいろな講評が世の中には散乱しています。受験生の方はその講評をもとにで、今年は難しいのか?を知りたくなるかもしれません。でも、講評は非常に主観的です。今年の問題でも簡単だった という人と難しか…

傾向分析会で思うこと

国家試験の傾向分析会をする機会が増える季節です。まず受験生の皆さんに最近の問題の傾向をつかんでいただき、また、具体的に勉強の計画を立ててもらう機会にしていただいています。さらに勉強方法などについても一通り説明しています。要点がいくつかある…

捨てないで!市報を読むべきです

市報が届くと読まずに捨ててる人多いと思いますが、これが以外と国家試験に必要な情報が詰まっています!特に6月は介護保険や国民健康保険料等についてのお知らせがたっぷり載っているので必ずチェックすべき!各種認定証国民健康保険限度額適用認定証等、保…

講師会議が始まる季節です

いくつかある契約先ではそれぞれ講師会議というものがあります例えば自分が担当した大学やクラスの合格率やそれぞれの講師が感じた問題の傾向の変化、難易度や合格点の確認、足切りが多かった科目は何か?などそういう視点で1時間ー3時間ほど行われます。(契…

おすすめの問題集

おすすめの国家試験対策の本は何ですか?とよく聞かれます。私的には「これがおすすめ」というよりも、自分と相性がいいと感じるものを使うのが一番だと思っています。同じ問題でも解説の仕方が若干違います。それをどう感じるのか・・・フィーリングや波長…

ご挨拶

社会福祉士・精神保健福祉士の養成校で講師をしています。自分の授業のサブ的な資料や自分の知識の整理などに活用するためにブログを書いています。4月からいよいよ新年度。来年度の新しい学生さんと一緒にゴールを目指したいと思います。